今週は先週の台風対策の解除及び避難の為に上架されていたお客様の船の下架等で忙しく、特に何かをしたわけでは無いのに本当にバタバタと忙しい一週間でした。
また、今年は水温が高い為、例年よりフジツボが付きやすいのか、1年が経過する前に船底作業に来られるお客様が多いように感じます。
そんな状況ですので、平日は高圧洗浄掛けや重曹ブラストなどやることが盛り沢山でなかなか自分がやりたい仕事である鉄工作業に掛かる事が出来ません。
では何の鉄工作業をしたいのか!と言えば・・・トラックに付いているクレーンで船を吊り上げる際の吊り枠の作り直しをしたいのです。
実は今使用している吊り枠ですが、約2年前の2022年の10月に自分で作った物です。

これを作った時はそれこそ10人以上の業者様の吊り枠を見せてもらい、事細かく採寸して良い所取りをして作ったはずでした。
完成時点ではこれこそがベストオブベスト、キングオブ・ザ・ツリワクだと思っていたのですが、いざ自分で使って見るといくつかの不満点が見えて来ました。
まず1つ目は重い事。鋼材の重量表でざっと計算しても50kg程度はありそうです。
これを作る際に、どんな船を吊っても曲がらないよう、頑丈にするために50×50×t2.3の角パイプの中に下写真のようにガス管SGP20aを仕込んでいます。

この状態で溶接して組み上げていますので、持ちにくい形状ということもあり、人が一人で持ち上げるのは不可能な枠となってしまいました。

2つ目の不満点は、地面にベタ置きしても高さが高い事です。
50mm角のパイプの上に吊り環、下にはフックを掛ける為の50mmずつの鉄板に穴を開けたものを溶接していますので、上向きに置いても下向きに置いても高さは100mm以下にはなりません。
という事は、船を車に載せた際のキールの部分に敷いている90×90mmの角材より高くなってしまいますので、このままでは船の下には収納する事が出来ないという事になります。
前回の大分へ行った際には船の下には敷けませんでしたので、物入れの蓋部分にラッシングベルトで固定して帰って来ました。

船の一番高い所を少しでも低く抑える為に極限までの努力をして切れ込みを入れたりしているにも拘わらず、吊り枠を船の下に収納する為に敷物の木を105mmもしくは120mm角の角材に変えるというのは、馬鹿らしい話です。
そんなわけで、不満点が多々見えてきましたので、新しい物に作り替える為に雨の日や早朝の暇な時間帯に図を描いています。

いくつも描いて、作る前に不具合箇所は訂正して、またトラックの荷台を測りに行って・・・
こういう事をしている時に一番幸せを感じます。
以前は船台の設計・製作が楽しく、作り過ぎた船台を置く場所すら無くなってしまった今はトラックで自分が出来る範囲の架装をするのが楽しいです。
基本的には鉄工が好きなんだと思います。
取り合えず鋼材を切る所まで進みましたので、来週は暇があれば組んで行きます。
話は変わります。
昨日、池の水を抜くテレビが和歌山城に来ているといっているお客様がおられましたので、仕事帰りに和歌山城に寄って見ました。


夜なので少し判りにくくはありますが、確かに御堀は今まで見た事も無いような状態になっています。


こちらは本日嫁が銀行に行ったついでに撮って来たものですが、5月の大潮干潮時の土入川に近い位の状態と言って良い位、結構ヘドロが溜まっているようです。
テレビの放送は9月22日の午後6時半からとなっています。
毎日通っている場所についての放送ですので、非常に楽しみにしています。
最後に、台風が近づいて来ていた9月2日の夕方ですが、あまりに綺麗な虹が出ていましたので、思わず撮った1枚です。

ここまで端から端までクッキリとした虹を見るのは初めてかもしれません。
なお、虹の外側は暗いのに内側は明るく見えています。これにはキチンとした理由があるようですが、生粋の文系ですのでネットでの説明を読んでみてもスンナリと理解できませんでした。
誰かわかりやすく噛み砕いて説明して頂ければ嬉しいです。
それでは今週末の予報です。
今週末は明日・土曜日、明後日・日曜日共に1メートルの波予報となっています。
広い範囲で風は穏やかなようで、ここしばらくは無かった位の良い天気が続きそうですので、今週末に関してはどこへ向かうにしても問題なく出航はお勧めできます。
但し最高気温の方は、相変わらず高めではあります。
それでも明日は34℃、明後日は33℃と1ヶ月前に比べると若干ではありますが低くなってきています。
今週末も、土日両日共に早朝よりマリーナを開店しております。
皆様のお越しをお待ちしております。
出航判断の参考に下記リンク先をご利用ください。
GPV気象予報
ウインディドットコム
気象庁 和歌山県の天気予報
ヤフー天気予報和歌山県北部
バイオウェザー週間気圧配置図
和歌山県付近の風情報
令和6年9月1日時点の燃料販売価格は下記の金額となります。
全油種、先月1日の金額から変わりありません。
ビジター艇も同一金額です。
レギュラーガソリン 1リットルあたり155円 (消費税抜き価格)
ハイオクガソリン 1リットルあたり165円 (消費税抜き価格)
軽 油(免税) 1リットルあたり100円 (消費税抜き価格)
軽 油 1リットルあたり132.1円 (消費税抜き価格)
給油桟橋が混雑することがありますのでビジター様が給油に来られる際は073-451-0871(南海マリーナ)まであらかじめお電話いただけましたら幸いです。
今週は火曜日にイレギュラーなコメント記事を出しました。
今回は大きな台風がこちら方面に来る可能性が高く、当初は火曜~水曜日にかけて紀伊水道を北上し、泉南方面に来るとの予報でしたので、月曜日には既に全ての船を括り、桟橋を畳んでいました。
その後進路が大きく変わり、九州の西側にまで進んでから今度は東に向かってくるという思いもしなかった進路予報となりましたので、これは、全て括っているから船は出せないよ・・・とのアピールをしておかないと水曜日には結構大変な事になってしまうと思い、急遽記事を書きに来た次第であります。
それにしても・・・ここ数年の内ではこんなに予報が定まらない台風は初めてです。
直接こちらに向かって来ていれば2018年の台風21号の再来とまで言われていましたので、それこそ考えられる限りの最上級の対策をしないわけには行きません。
火曜日の記事にも書かせて頂きましたが、月曜日には船・桟橋の台風対策を終え、更に木曜日には少々の雨が降っても大丈夫なように、ブルーシートと土嚢袋まで用意して臨んでいました。

また、ローリフト用の倉庫も土嚢袋で固め、更にシャッター前には社用車のキャンタートラックを風除けに据えて万全の対策をしたつもりです。

その台風ですが金曜日20時現在では、中心気圧994hPa、最大風速18m/sにまで弱くなっていますので、こちらにはほぼ影響ないかと思われます。
この一週間は本当にコロコロと変わる天気予報に踊らされた感が強く、まぁ仕方が無いと言えばそうなのですが、何だか無駄な時間を過ごしてしまったような気がしています。
本日からは停電時に直ぐに使えるようにと鉄塔から降ろしてあった発電機を元の場所に戻したり、外していたタラップを元の位置に掛け直したりと
少しずつ影響の少ない所から台風対策の解除を始めています。



そんなわけで、今週は雨降り等で出来る作業が少なかったので、台風対策の延長として風で飛ばされる前に南海マリーナのゴミ置き場を出来るだけ整理しています。

ゴミ捨てと言っても企業の場合は一般家庭と違って、例えどんなゴミでも地域のゴミ集積所に捨てる事は出来ません。
事業系のゴミは、主に事業系一般廃棄物と産業廃棄物に分類されます。
家庭用ならそのまま和歌山市のゴミ袋に入れて捨てる事が出来るような、お客様が食べた後のコンビニ弁当の入っていたプラスチック容器ですら、企業では事業系一般廃棄物として有料で処分しなければいけません。
南海マリーナの場合は、一般廃棄物は青岸エネルギーセンターに軽トラで直接搬入しています。

搬入前には中身をチェックされたりもします。


こちらで捨てれるゴミの種類は限られていますが、10kgあたり130円と処分代金が最も安いので、出来るだけ多くのゴミをここで処分できるように荷台に詰めて行きます。
ただし、塩ビのパイプや陶器、直径90mmを越える木材など捨てれない種類の物も多く、そういうものは処分代は高くなりますが、産業廃棄物処分業者の所へ搬入します。
一般廃棄物の次は産業廃棄物を処分しに行きます。

今回は固まってしまったアスファルト合材、FRPの屑やホース類、オイルフィルター多数にペンキ類の空き缶、マリントイレを交換した物など結構盛りだくさんです。

こちらは重量を量ってもらって処分場所に車を入れると勝手に全て降ろして荷台まで綺麗に掃いてくれます。
産業廃棄物の処分の次は・・・鉄屑を処分しに行きます。
なるべく1回で終えたいので軽トラから1.5トンのキャンタートラックに乗り換えて行きます。

今回は船外機を送って来た際の枠やシリンダーブロック、穴の開いたホースリールや船台を作った際の端材、ゴムが外れてしまったキャスター等盛りだくさんです。
重量を量ってもらった後、降ろし場所にトラックを放り込むと、磁石で全て吸い上げて持って行ってくれます。

鉄屑を降ろした後、再計量してもらって事務所に行って清算してもらいます。


何と、今回はトラック一杯の鉄屑で17,140円も貰う事が出来ました。
一般廃棄物の処分代が780円、産業廃棄物の処分代が3,520円でしたので、今回はゴミ捨てに行って12,840円の収入となっています。

先程の写真よりかなりスッキリとした南海マリーナのゴミ置き場ですが・・・
残っているのは、ステンレス、アルミ、真鍮、亜鉛等、鉄より高額で引き取ってもらえる物ばかりですのでもう少し溜まってからまた持込みに行きます。

何も考えず、バッカンに入れて業者様に処分してもらえば楽ではありますが、お金が掛るばかりとなります。
手間をかけて分類し、何カ所かに分けて搬入すれば資源となるものも多々あります。
お金と手間のどちらを選ぶのも間違いではないと思いますが、私的には社会見学的な気分で色んな所に出入りできていますので、ゴミ捨ては結構好きな仕事だったりします。
それでは散々台風の話をした後ではありますが、今週末の予報です。
明日・土曜日は4メートル後3メートルうねりを伴うという波予報となっています。
金曜日21時現在では海上で東南東7mの風が吹いていますが、明日はこの風が結構強めの北風と変わる予報となっています。
明後日・日曜日は3メートルの波予報となっています。
土曜日と同様に北風の予報となっていますが、夕方以降は風が弱まってくるような予報となっています。
なお、明日の午前中は雨、明後日も一時雨の予報となっています。
今週末に関しては出航は難しい予報のようですが、来週に関しては平日から週末にかけても良い天気が続きそうな予報となっています。
後数日辛抱して頂く必要がありますが、安全に出航できるようになってからお越しいただけましたら幸いです。
今週末も、天気の善し悪しに関わらず、土日両日共に早朝よりマリーナを開店しております。
出航判断の参考に下記リンク先をご利用ください。
米軍合同台風警報センター(JTWC)(TC Warning Graphicをクリックしてください。)
ヤフー天気予報台風情報
GPV気象予報
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気象庁 和歌山県の天気予報
ヤフー天気予報和歌山県北部
バイオウェザー週間気圧配置図
和歌山県付近の風情報
本日は定休日ではありますが、会社用の買い物等に出た後に会社に届けに来たついでに投稿を更新させて頂きます。
このところ連日のようにニュースを賑わせている台風10号ですが、先日・金曜日頃の予想進路とは大きく変わって、一旦九州の西側に回り込んで後に長崎あたりに上陸、その後は瀬戸内海をずっと通過してこちら方面に向かってくるような予報になっております。


かなりの大回りとなり、また、速度もゆっくりですのでこちらに最も近づくのは現時点の予想では金曜夜当たりでしょうか?今回はあまりに予想が定まりませんので、今回の予報も大きく裏切られる可能性はあります。
今回、お伝えしたいのは・・・
南海マリーナでは昨日・月曜日中に下写真のように既に厳重に台風対策を完了しております。










全ての艇のクリート同士を長いロープでキツく括り、一番端の艇は地面の環に留めています。
また、桟橋に関しては今回は要警戒という事で、折り畳んでコンパクトにした上で海上の杭にロープで括っています。


今回はどのような規模、どのようなコースで来るのか想定し難く、そこまでの強さは無いとは思いますが、2018年の台風21号の時と同様の対策はしております。
そんなわけで、風が無いからと言っても直ぐには台風対策を解除するのは困難ですので、出来ましたら台風が通過し終わるまで出航は控えて頂けましたら幸いです。
なお、台風明けの日につきましても、早朝に関しては一人で揚げ降ろし作業をしておりますので、対策の解除・桟橋の復旧に時間が掛かります。
出来ればですが、少し時間の余裕を頂きたいと思っています。
ご迷惑をお掛けしますが宜しくお願いいたします。
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