3月13日(金)今日の一言コメント
先月・2月は比較的暖かい日が多かったのですが、3月に入って以降また季節が逆行したかのような寒い日が続いています。
それにしても今年の冬の時期は本当に風が強く、天気の悪い日が多かった為、未だに新年の挨拶を交わせていないお客様も多くおられます。
そろそろ、せめて週末だけでも良い天気になってもらわないと、バッテリー及びエンジンの状態が心配なお客様も増えてくるかも知れません。
かつては3月から4月頃に船が良く売れたのか、この時期に入るとあちこちのお客様から船舶検査の立会代行の依頼のお電話を頂きます。
その検査の申し込みですが、4~5年前までは10日程前までに申し込めば多くの場合は翌週に受ける事が出来たのですが、2022年4月の知床のKAZU1の事故以来、年々検査が厳しくなり、また検査官が確認しなければならない箇所が格段に多くなった為、1隻当たりの検査に掛かる時間が増えた為、1日に検査できる船の数がかなり減りました。
現在では1ヶ月先でも受けられない状況の場合が多く、例えば本日時点で申し込んでも最短で4月20日、それでも郵送で送った後、小型船舶検査機構に届いた時点で予約が埋まってしまっていて日程変更を余儀なくされる場合もあります。
そんなわけで南海マリーナでも3月以降は毎週のように検査が入っているような状況となっています。
ちなみに今週の月曜日は、3隻となっています。
1隻目はFG40、2隻目はY32ですが、どちらにも船首左舷側にステンレスで組んだ箱が付いているのがお判りでしょうか?


この箱の用途はと言えば・・・


5トン以上の船には必須の装備である救命浮器の設置枠となります。
救命浮器と言えば新艇購入時にはなるべく邪魔にならず、スタイリッシュに見えるようにするために、天井や壁面に反割りの卵が貼りついたような形の膨張式の物を付けるのが主流になっています。
ただ、実際のところ、この膨張式浮器は船舶検査の度に浮器の検査も受けなければならず、この費用・手間も馬鹿にならない為、十数年前から固定式の救命浮器に取り替えるお客様が増えて来ていました。
ただし、この固定式の救命浮器についても前述の事故以降は船内や物入れに設置しているだけでは、本当にこれが必要な事態になった時には船と一緒に沈んでしまうだけとなりますので、上記の写真のように上に障害物の一切ない場所にかっちりと枠を固定し、尚且つイザという時には枠から浮器がスポッと上に抜けて行くような作りにしておかないといけません。
実はこの枠ですが、市販の物ではなく、サイズ・構造・設置方法に至るまで私が設計(というほどの大層な物では無いですが)し、メーカーに依頼して作ってもらっている物になります。
設置にも若干の工夫があって、バウ部分のレールもしくはトランサム部のレールに抱き合わせる、レールが無い場合はロッドホルダーベースにカチッと止めて固定する等々、船の現在の状態にほぼ手を加えずに(余分な穴を開けずに)取付できるようになっています。
特許を取って売れば良いのに・・・と言ってくれる検査官の方もおられますが、それ程の需要が見込めるものでもありません。写真を載せていますので真似できるのであればいつでも真似して作って頂ければ、と思います。
未だここ数年だけの事ではありますが、これまではこの枠を使って検査を受けて不合格だった事はありません。また、一度定員分の浮器とこちらの枠を買ってしまえば、追加で浮器の検査費用が必要になる事はありませんので長い目で見ればそこそこの節約になるかと思います。
今回の検査ですが、3隻中2隻には12vのバッテリーからの電気を100vに変換して家電を使えるようにする機械であるインバーターと差し込みコンセントが付いており、このコンセントが付いている船は検査時に検査官の面前で絶縁抵抗試験を実施する、もしくは予め資格をもった方に絶縁抵抗試験をしてもらって合格証を発行してもらわなければ検査に合格しません。但し、この絶縁抵抗試験は検査の都度毎回ではなく、1つの船に付き1回行って合格すれば、以降は免除となります。
今回は一応2隻共に絶縁抵抗試験は合格という事で一安心です。
但し、やり直しを命ぜられたのは・・・

航海灯よりパトライトが上に付いていたので、上下位置の入れ替え。
自動消火器の期限が切れていたので、プロマリンDD150への変更。防蝕亜鉛板が減っていたので、板亜鉛及び全てのシャフト亜鉛の取替等、中々にお金の掛かる事が多かったですが、それでも少しの是正だけでスンナリと合格でき、なりよりでした。
翌日の定休日の火曜日は私は朝一番から健康診断の為、和歌山市中心部の初めて行く病院へ。
胃カメラで非常に有名な病院ですが、朝の9時過ぎの時点で既に10人以上が病室に横たわって順番に胃カメラの施術を受けていました。普段、私は自分で車を運転して健康診断に行き、終わればすぐに車に乗って帰って来るために麻酔無しで胃カメラを受けるのですが、今回は何というか・・・当然のように麻酔有りでの施術となっていました。
検査後、自分でも知らない間にしばらく眠ってしまっていたようですが、こんなに楽に検査したのは久しぶりの事です。結果は・・・若干の胃の中の荒れはあるものの癌などは無いようですので、もうしばらくは安心して仕事を続けることが出来そうです。
そんなわけで、今週は仕事以外では全く書く事が無いのでまた仕事の話に戻ります。
先日、中ノ瀬戸で舵を落としてしまって走行不能になり、サンキャットで引っ張って来たお客様の船ですが・・・

この状態から・・・

鉄製の舵が付きました。
明日には船底も塗って自分の係留場所に戻る予定です。今回は修理に少し費用も掛かってしまいましたが、それでも何事も無く戻って来れて船も直りましたので良かったのではないでしょうか。
なお、ここ何週かに渡ってボートを曳航している記事を多く出した影響からでしょうか?今週水曜日と木曜日の2日間でBANに新規入会されたお客様が3人増えました。1月からBAN新規入会キャンペーンをしており、既に2ヶ月経過していますので、今年は打ち止めかと思っていましたが、ここに来てまだ3人も新規で入ってくれたのは驚きです。
ついでにしつこく書きますが、南海マリーナに保管しておられるお客様、もしくはBANに加入しておられるお客様以外は基本的には救助には行きません。入会金が半額とお得に加入できるBAN新規入会キャンペーンは3月末までとなります。
4~5年に一度使うだけで年会費は元が取れます。出来ればですが加入をお勧めします。
最後に連絡事項です。

既にしばらく前からトイレ及びその他至る所に貼っていますので、来店された方はお気づきかと思いますが、3月16日(月)~4月6日(月)までの3週間、南海マリーナクラブハウスのトイレの大規模改修工事を行います。
今現在のトイレの状態は下写真の通りです。


現在、男性・女性トイレ共に2つの便器の内一つが和式となっており、今の時代、和式を使えない人が多くなって来ていますので、いっそのこと両方を洋式に替えようかと業者さんに相談した所、水はけの悪い所の勾配の取り直しやパーテーションの変更にまで話が進んでしまい、それならばという事で、床のタイルまで割ってしまって色調変更するまでの少々大掛かりな改修となりました。

実際に普段から掃除している人が決めるのが一番良いとの考えで、今回は私はほとんど関与しておらず、タイルの選択から間取りに至る迄、嫁が決めています。
どんな出来になるかは私も想像が付いていませんので、出来てからの楽しみに取っておきます。
そんなわけで、3月16日(月)から4月6日(月)までは男女ともにトイレが使用出来ません。
本日、午後から仮設トイレをクラブハウスの北側に設置していますので、月曜日以降はこちらをご使用ください。


但し、仮設トイレは大・小1つずつしかありません。また、大の方は男女兼用となりますので、出来ればですが、サービスエリアや道の駅で済ませて来て頂けましたら幸いです。
ご不便、ご迷惑をお掛けしますがご協力宜しくお願いいたします。
それでは、今週末の予報です。
明日・土曜日は2メートル後1.5メートルの波予報となっています。
明日はほぼ一日を通して北の風が強く、出航は控えた方が良いかと思います。
変わって明後日・日曜日は現時点では1.5メートルの波予報となっています。
日曜日は早朝は北風が強そうですが、それ以降は若干風は弱くなって来そうな予報かと思います。出航予定のお客様は直前の予報を再確認の上で自己判断にてお越しください。
今週末も土日両日ともに早朝よりマリーナを開店しております。
皆様のお越しをお待ちしております。
出航判断の参考に下記リンク先をご利用ください。

